■クラシックのタイトルと作曲家名およびパブリッシャについて
クラシックのアルバムについては、デジタル販売サービス側の意向により、以下の条件に沿ったアルバム以外は、受付拒否される場合があります。
1)クラシック曲のアルバムタイトルは、必ず作曲者のラストネーム(姓)に続いて作品タイトルが含まれていなければなりません。冒頭に作曲者のファーストネーム(名)をイニシャルで表記し、ラストネーム、作品タイトルとすることも可能です。
例えば、次のような表記です:
Mozart: "Toy" Symphony in G Major
J. Bach: Trio sonata in C Minor
作曲者が二人いて、曲が同じジャンルあるいはスタイルなのであれば、作品タイトルの前に両方の作曲者名を記載できます。
例えば、次のような表記です:
Mozart & Haydn: String Quartet
互いの曲のジャンルやスタイルが異なる場合は、ハイフンで分離してください。
例えば、次のような表記です:
Allegri: Miserere – Palestrina: Missa Papae Marcelli
アルバムに3人以上の作曲者による作品が含まれている場合は、全ての作曲者名が作品タイトルに記載されなければなりません。
例えば、次のような表記です:
Composer 1: Piece – Composer 2: Piece – Composer 3: Piece
2)クラシックアルバムの各曲のタイトルは、以下の通りの形式でなければなりません:
作品名, 調, カタログ番号: 楽章番号. 楽章タイトル
例:
■スタンダード・レパートリー:伝統的なバロック、クラシック、フランスロマン派、などで、シンフォニー、ソナタ、コンチェルト、などを含む、一般にクラシックと呼ばれるような音楽をさしますが、カタログ番号があり、また曲名に調が含まれているのが普通です。
Symphony No. 5 in C Minor, Op. 67: I. Allegro con Brio
Symphony No. 5 in C Minor, Op. 67: II. Moderato
Symphony No. 5 in C Minor, Op. 67: III. Adagio
など
原曲の曲名に調が含まれている場合、それは曲名の一部ですので、編曲で調を変えていても、曲名は、原曲のままとしてください。
■ノンスタンダード・レパートリー:上記以外でクラシックに分類されるもの、曲名に調がないもの、カタログ番号がないもの、などで、最近のものは、すべてこちらに入ります。
Three Lyric Pieces, Op. 47: No. I: Summer Song
Three Lyric Pieces, Op. 47: No. II: Fall Song
■オペラ曲のタイトルの場合は以下の通りです:
オペラのタイトル, カタログ番号: 幕番号 - "トラックのタイトル"
例
Don Giovanni, K. 527: Act II - "Il mio tesoro intanto"
3)曲のタイトルには、作曲家名を入れないでください。作曲家のフルネーム(名、姓の順で)は、作曲家欄に登録してください。
4)1923年以前に書かれた作品は、パブリックドメインです。パブリッシャーの欄には、"public domain"と記入してください。パブリックドメインの曲は、カバー曲としては扱われませんので、カバー曲は"なし(no)"にしてください。
パブリックドメインでない作品については、その曲の著作権を管理しているパブリッシャ名が必要です。これは楽譜の出版社と同じとは限りません。また、この場合は、カバー曲となります。