デジタル販売

2020年ホリデーシーズンの登録〆切日程

毎年、欧米のホリデーシーズンには大量の新譜が登録されてくるため、年末年始のiTunesおよびApple Musicでの発売に対して〆切を設定しています。

下記の日程で発売するには、該当する〆切までにタイトルの登録および登録料金の支払いが完了し、かつアーティストによって登録内容の提出(submit)およびその後の担当者によるチェックが終わり、実際にデジタル流通パートナーへの転送が開始されている必要があります。なお担当者によるチェックが終わってデジタル流通パートナーへの転送が開始されてなければ、いつまで待ってもiTunesおよびApple Musicを含むデジタル流通パートナーから発売になりませんのでご注意ください。

まず、該当タイトルの提出が行われると、デジタル流通パートナーに転送しても問題がないか登録内容を担当者がチェックします。このチェックは通常なら最大で6営業日ほどで終わりますが、2020年は最大で14営業日前後かかることがあります。

チェックの結果、修正が必要な場合は修正を促す英語の電子メールがアーティストに届きます。修正が必要な場合、修正を行ってから担当者のチェックのために再度提出いただきますが、その際のチェックには当初のチェックと同じだけの期間がかかりますのでご注意ください。

チェックの結果、問題がなければデジタル流通パートナーへの転送が開始されます。転送が開始されると内容には一切の変更ができなくなりますのでご注意ください。

この転送開始が、次の表の締切の対象となる日付ですので余裕を持って登録を行ってください。

発売予定日(米国時間)

転送開始の〆切(米国時間)
2020年11月27日
2020年10月30日(金)
2020年12月4日
2020年11月6日(金)
2020年12月11日
2020年11月19日(金)
2020年12月18日
2020年11月27日(金)
2020年12月25日
2020年11月27日(金)
2021年1月1日
2019年12月4日(金)

上記の日程が適用されるのはiTunesおよびApple Musicで、それ以外のストアは状況に応じての発売となりますので通常よりも発売まで時間がかかると思われます。

Apple以外のAmazon、Spotifyなどの主なデジタル流通パートナーも発売前に該当タイトルをチェックします。そのため、やはり転送されてもすぐに発売にはなりません。発売日が重要な場合は、発売予定日の少なくとも3週間前にはデジタル流通パートナーへの転送が完了している必要があります。つまり、CD Babyの担当者によるチェックのために提出するのは発売予定日の6週間以上前であることが理想です。

-以上-

CD Baby Freeが廃止となります

CD Babyには、iTunesなどのデジタル流通パートナーを利用せず、store.cdbaby.comでのダウンロード販売だけを行うCD Baby Freeという登録料金が無料のプランがありましたが、2019年7月31日で廃止となります。すでにCD Baby Freeを使った新規でのタイトル登録はできない状態です。CD Baby Freeプランで登録作業が開始されて未発売のままのタイトルは2019年7月31日でダッシュボードから除去されます。現在、CD Baby Freeプランですでに発売されているタイトルは今後も販売されますが、バーコードがないタイトルはやはり2019年7月31日でストアから除去されます。

歌詞は?ページを追加

歌詞は?ページを追加しました。

デジタル流通パートナーへの転送前の最終確認がなくなりました

CD Babyでは、これまでデジタル流通パートナーへの転送が開始される前に、必ずアーティストに最後のチェックを行って承認(Approve)していただいていましたが、デジタル流通パートナーからの発売をより迅速に開始できるように、担当者のチェックに提出(Submit)していただいた内容に問題がなければ、そのままデジタル流通パートナーへの転送が開始されることになりました。当然ながら、担当者が内容を修正した場合、あるいは登録内容に問題があってアーティストによる変更が必要と考えられる場合には、従来通りにアーティストによるチェックが必要となります。デジタル流通パートナーからの発売までの期間が早くなる一方で、一度提出すると一切修正ができない可能性がありますので、今後は提出前により注意深くチェックするようにしてください。

YouTube Musicページを追加

デジタル流通オプションでYouTube Musicが有効な場合にYouTube側で自動生成(auto generated)される動画について説明したYouTube Musicページを追加しました。

Pandora PlusとPremiumに配信開始

米国で最大のネットラジオ、Pandoraが、広告がなくセミインタラクティブな講読型ラジオサービスPandora Plus、およびSpotifyやApple Musicと競合するインタラクティブなストリーミングプラットフォームであるPandora Premiumを来年の早い時期に開始すると発表しました。

なお、Pandoraはまだ日本から使えません。

Pandora Plusでは、曲の繰り返し再生、さらに多くのトラックのスキップ、オフラインでのステーションへのアクセスなどが可能となります。Pandora Premiumは、数百万曲がオンディマンドで利用でき、広告がなく、オフラインでの再生、スマートプレイリスト、などの機能を提供します。

CD Babyを使用して販売している曲のデジタル流通レベル(Digital Distribution Level)で「ダウンロードおよびストリーミング(Downloads and Streaming)」が選ばれていれば、Pandoraの新しいサービスにも自動的に該当タイトルが転送されます。

CD Babyは、Pandora RadioおよびPandora Plusのレーベル分の売り上げを受け取ってアーティストのメンバーアカウントに直接支払います。Pandora Radioでの再生に対するアーティスト分の売り上げは、今後もSoundExchange経由で支払われますので、SoundExchangeにも登録しておくことを忘れないでください。

注意:CD Babyのデジタル配信の設定がストリーミングも対象となっている場合、該当タイトルはPandora PlusおよびPandora Premiumに自動的に転送されます。しかしながらPandoraは、今後もカタログのキューレーションを継続しますので、全ての曲がPandoraで再生できるようになるわけではありません。

- 以上 -

デジタルパートナーに8tracksを追加

CD Babyのデジタル流通パートナーに、8tracksが追加されました。

8tracksは、インディアーティストの楽曲をインディアーティストの楽曲を人間がキューレーションしたプレイリストとして提供するオンデマンドストリーミングサービスです。メンバーがプレイリストを作って公開し、他のメンバーと共有することもできます。

なお日本からもスマートフォン用アプリをダウンロードして無料で使うこともできます(広告なしの有料プランもあります)。

デジタルパートナーにTIDALを追加

CD Babyのデジタル流通パートナーに、この3月にJay Zが買収して話題のスウェーデンのTIDALが追加されました。TIDALは、Spotifyのような定額聴き放題のサービスですが、ロスレス 16bit/44.1kHz 1411bpsというCD品質でストリーミングできるのが特徴です。Spotifyのような無料アカウントがなく、月額利用料も高品質ストリーミングは高めの設定です。ちなみに今のところ、日本からTIDALは利用できません。

すでにCD Babyのデジタル流通オプションを利用していてストリーミングを有効にしている楽曲は、自動的にTIDALに登録されます。

今後登録されるタイトルで、デジタル流通オプションのストリーミングを有効にすれば、やはり自動的にTIDALに登録されます。

なおタイトルによっては、すでにTIDALへの転送履歴や売り上げが表示される場合がありますが、これはTIDALが買収してTIDALに名称変更した
WiMPの情報です。