この記事は、2020年4月24日にCD Baby DIY Musician Blogに掲載された記事、”CD Baby has most successful month ever for sync placements”の翻訳です。

By Greg Majewski

CD Babyの同期ライセンス契約数が過去最大になりました

CD Babyでは、TV、映画、あるいはコマーシャルなどに楽曲をライセンスしています。昨年の秋には、主要なケーブルTVやオンディマンド・ストリーミングの番組などに多くの楽曲が採用されたことをお祝いしたばかりですが、その後も同期ライセンスの数は増える一方です。この4月は、楽曲がライセンスされた同期ライセンスの担当部署とアーティストにとってこれまでで最も成功した月となりました。

ライセンスされたのは、映画やTV番組だけではありません。予告編や広告、あるいは下記のAppleによるInstagram投稿といったソーシャルネットワークのコンテンツにもチャンスが広がっています:

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A First Look at iPhone SE Portrait mode images, using Portrait Lighting effects. An effect for every mood. #ShotoniPhone by Jason N. @jason_nocito_studio with #iPhoneSE Music: “Closer To You” by @amoamomusic

apple(@apple)がシェアした投稿 - 2020年 4月月15日午前8時13分PDT

ライセンスを実現した以下のアーティストにおめでとうを言いたいと思います:

• Minimal Criminal – “Fear the Djinn” (song) — What We Do in The Shadows – FX（TVドラマシリーズ）
• Paul Overstreet – “Bad on the Beach, Somewhere in the Caribbean”— Muletown In the Round – RFD-TV（TVドラマシリーズ）
• Joshua Dennis – “You Are My Sunshine (Music Box)” — The Alienist 2 Promo – TNT（TVドラマシリーズの宣伝）
• Paddy the Wanderer – “Tied Up” — I Am Not Okay with This（ノット・オーケー） – Netflix（TVドラマシリーズ）
• Venti Petrov – “Assemblé No.1” — On the Rocks – Film（映画）
• AShamaluevMusic – “Uplifting Cinematic Piano” — University of Hawaii Ad – University of Hawaii（大学の広告）
• Amo Amo – “Closer to You” — Apple Instagram — Media Arts Lab（Instagram投稿）
• Ayres De Los Andes – “P’al Carnaval” and “Flamenco Andino” — Street Food Asia – Netflix（TVドキュメンタリシリーズ）

なお、これは直近の四週間の結果です！　2月と3月にも様々なメディアに多くのアーティストがライセンスを実現しています。

ライセンスされるには、どうしたら良いのでしょう？

こうしたアーティストは、CD Babyに楽曲を登録した際に、同期ライセンスオプションを有効にしています。同期ライセンスとは、TV番組、映画、ビデオゲーム、あるいは広告などに楽曲を使用されることを意味します。CD Babyでは、アーティストに対してこのオプションを無料で提供しています。楽曲を登録する際、同期ライセンスのオプションを有効にするだけで良いのです。

すでにCD Babyを使って楽曲を流通させているなら、次の手順でこのオプションを有効にすることができます:

1. 登録したタイトルのView/Editボタンをクリックします。
2. 下へスクロールしてSync, YouTube, Facebook & Instagram Licensingをクリックします。
3. Edit Sync Licensing Optionsをクリックします。
4. Collect Sync Moneyをクリックします。

同期ライセンスを有効にすると、該当楽曲がCD Babyのミュージックライブラリに追加されます

TVネットワーク、映画スタジオ、そして広告代理店の音楽採用担当者（海外ではmusic supervisorと呼びます）は、メディアで使用する楽曲をミュージックライブラリで検索します。担当者は、対象となるプロジェクトの特定のシーンや種類に合わせて、ジャンル、楽器、そして雰囲気などに関連したキーワードで曲を検索します。

ですから、タイトルを登録する際に以下のような情報を正確に入力することが重要になるのです:

• ジャンル
• サブジャンル
• よく似たアーティスト
• 雰囲気（第三ジャンル）
• 言語
• などなど

こうした情報が、プロジェクトに最適な楽曲を見つけ出す助けとなります。

音楽採用担当者はCD Babyが大好き

CD Babyにはメジャーレーベルではつきもののややこしい手続きを必要としない楽曲の膨大なカタログがありますから、CD Babyで楽曲を探す音楽採用担当者は日に日に増えています。CD Babyの同期ライセンスのオプションが有効になっているということはアーティスト自身が著作権を所有していることを意味しますので、音楽採用担当者はCD Babyなら権利処理が一箇所で済み、早く簡単に楽曲がライセンスできることを理解しているのです。

また、CD Babyのカタログでは、アーティストのジャンルが多岐にわたっている点も彼らにとって大いに魅力的です。それは、Broadway Worldの投稿でクリエータ・サービスの副社長、Jon Bahrが言っているように「弊社のカタログは多様かつ膨大なので、どんな注文にも応じることができる。人々が求めているもののほとんどがカバーされている」からなのです。

すべてお任せください

CD Babyが同期ライセンスを契約する際には、交渉してライセンス料を決定しています。その金額は、該当プロジェクトの予算、用途、そしてライセンスされる楽曲の長さなど、いくつかの要素で決まります。先方がライセンス料をCD Babyに支払うと、その金額の40％をいただきます。この40％というのは、従来のライセンス仲介サービスの手数料よりかなり低い数字です。そして、アーティストはライセンス料の残りの60%を受け取ります。

How to be successful licensing your songs.



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