次のシングルを大ヒットさせる5つのヒント

この記事は、2013年10月24日にCD Baby DIY Musician Blogに掲載された記事、5 tips to turn your next single into a big hitの翻訳です。

By Chris Robley

Lukas Camenzind氏によるMusicThinkTankの最近の投稿では、7百万曲という売り上げで、ここ数年間の最も売れたシングルの一枚になった、CD Babyアーティスト、Macklemore & Ryan Lewis“Thrift Shop”を大ヒットさせた要因を考察しています。

その記事は、How to Score the Next BIG Hitです。

詳細については原文を参照いただくとして、ここではその内容を簡単にまとめてみます。


1.
一枚目のシングルに固執しない
“Thrift Shop”
は、アルバム、The Heistからの5枚目のシングルです。この曲がヒットしたことで、リスナーはその前のシングルにも注目し始めました。Lukas氏は、「何曲かを続けてリリースしてプロモーションするんだ。『ヒットしなければ、切り替えることが重要』だ。1曲だけで波に乗れない曲をプッシュし続けてはいけない。当るまで新曲をリリースし続けるんだ」としています。

2. 差別化する
“Thrift Shop”
は、多くのヒップホップの潮流に反しています。この曲は、特定のジャンルの枠を逸脱しているからこそ、忘れられないのです。ヒット曲の真似をしてはいけません。オリジナルであるべきです。

3.
楽しさ、それも目一杯の
“Thrift Shop”
を初めて聴いたときのことを覚えていますか? その歌詞や曲の構成のユーモラスな点に、思わずにやりとしてしまったでしょう。そして、多くの人は、楽しいことを見つけるとネットで共有したいと思うのです。

4.
テーマ曲を目指す
Lukas
氏は、「Thrift Shopは、ただの曲じゃない讃歌(テーマ曲)なんだ。
どこがテーマ曲かって? この曲は、古着を探し求めるという、金欠のヒップスター達の実際の文化的現象の象徴なのです」と言います。
テーマ曲が存在しない文化的現象がありますか? あったら、テーマ曲を書くチャンスです。

5.
ビジュアルは伝わりやすい
その歌詞は、イメージを喚起します。そして、あのミュージックビデオとバッチリマッチしていますそのビデオは、今やYouTubeで5億回も再生されています。ここで学ぶべき教訓は単純です。グレートなビデオを作れ!です。

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Macklemore & Ryan Lewisの成功から、他にどんなことが学べますか? 次の2つの記事も参考にしてください。
Macklemore & Ryan Lewis go long without a label
Macklemore takes a lesson out of the Willy Wonka playbook

どんな曲がシングル曲に向いているのでしょう? そして何がそのヒットを左右するのでしょう?