音楽の収入源の変遷: 一つの収入源に固執してはいけない!

この記事は、2014年8月20日にCD Baby DIY Musician Blogに掲載された記事、”How to make more money from your music”の翻訳です。

By Chris Robley



音楽の収入源の変遷: 一つの収入源に固執してはいけない!


先日、Digital Music News過去30年間に渡る音楽市場の売り上げの変遷を示すチャートのスライドショーを公開しました。

ビニール盤、カセット、CD、ダウンロードなどの特定の市場が増えたり減ったりするのを見るのは楽しいものです。しかし、今日の音楽業界の問題にとって明らかに重要なのは、2013年の円グラフです。見てください。それが意味するのは、アーティストはもう何でもやらなければならないということです。

ここ数年間にCD、ダウンロード、ライブコンサートなど、どこから収入を得ていたかに関係なく、今や生きて行くために一つの収入源に頼ることはできません。市場の様相は刻一刻と変化しているのです。ファンがあなたの音楽と接触する方法はこれまでになく増え、同様に音楽を使って売り上げを上げる方法も多様化しているのです。

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ダウンロードの売り上げが落ちていることは確かですが、四半期毎のYouTube広告の売り上げは増えています。

* CD
の売り上げが落ちているのは衆知ですが、未だにそこら中で売られていますよね。デジタルでしか曲を発売しないアーティストがいる一方で、これまで以上にCDを売っているアーティストもいます。

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驚くべきことに、ビニール版の売り上げは増加傾向にあります。

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さらに加えて、同期ライセンス、カバー曲の使用料、SoundExchangeのロイアルティ(米国においてストリーミング配信の包括契約で分配される使用料)、着信音、デジタル配信での売り上げもあります。音楽から収入が、単に曲を売った売り上げという概念を超えてどんどん広がっていることが分かります。

最近の音楽市場で曲から売り上げを上げる方法については、次の記事も参照してください:

1. Twelve ways to earn money from your recorded music and original compositions

2.
Five ways to make more sync money from your music

3.
How to earn more music publishing royalties

4.
Fourteen creative ways to make money from your music this year